第4章:風は吹いている~開戦!Lord Of VermilionRe:3ペナントレース!!~(前編)
ま~いにち ま~いにち ぼくらはてっぱんの...。
午前9時、およげ!たいやきくんを目覚まし時計に起きた俺は、頭を掻きながら寝間着を黒のワイシャツと迷彩柄のハーフパンツに着替えて起動しっぱなしのパソコンにcortanaさんと呼びリマインダーを見た。今日は星帝Lord Of VermilionRe:3ペナントレースのre:fangの決起集会の日だった。
「やべえ!ぼけっとしてたら寝坊の時間だ!!」
カロリーメイトとRー1(飲むヨーグルト)などをカバンに詰め込み慌てて家を出た。
「あ...あぶねー、ぎりセーフ。」
まだ取材陣は来ておらず、ゆっくりと朝飯を食う時間が出来た。今日はスターエンペラーアーケードゲームマガジンと言う地方のアーケードゲーム情報誌だけでなく、電撃アーケードゲームやアルカディアと言った全国誌の取材スタッフも大挙して押し寄せてくる。
星帝Lord Of VermilionRe:3ペナントレースルール
・1シーズンは4月から翌年3月まで
・対象は毎月二回のペナントレースリーグ戦
・リーグ戦上位10位内のプレイヤーは10ポイント獲得
・対象公認店舗大会優勝者は100ポイント獲得
・公式サイトに掲載される各ランキング60位以内のプレイヤーには5ポイントのボーナスポイント
・個人戦とタッグ戦に両方参加しなくてもよい(任意の選択可)
・㋂期終了後に総合ランキング発表
~竜胆さん!ペナントレース初参戦の意気込みを!!
「え!お...俺っすか!?いや...俺はタッグ戦だけ出るんで。」
いつの間にか現れた取材スタッフに囲まれて息が詰まりそうだった、でも誰かが俺の腕を引っ張ってバックヤードに入れてくれた。
「あ...店長さん!?」
~いや~、ごめんごめんこんなに取材陣が大挙して押し寄せて来るとは...飛鳥君効果かな?
「僕も予想外の出来事で戸惑っていますよ...。」
「僕も予想外だよ...全く。」
他の面々はこれから来るらしい。
後編に続く!!
Raise your Flag!!=L o V re:3 天命緋連戦記= 第4章